アカデミックハラスメントとは
アカデミックハラスメントとは「研究・教育の場において優位な力関係のもとで教育・指導の適正な範囲を超えて精神的・身体的苦痛を与え教育環境を悪化させる行為」と定義されます。(職場のハラスメント研究所)
アカデミックハラスメントが起こる場面と例
- ■教員-教員
- 上司にあたる講座教授からの研究妨害、昇任差別、退職勧奨など。
【具体例】
- 研究費の応募申請を妨害する。
- 他の研究機関への異動を強要する。
- ■教員-大学院生、学生
- 指導教員からの退学・留年勧奨、指導拒否、学位不認定など。
【具体例】
- 卒業研究を開始して間もないのに、留年を言い渡す。
- 実験に失敗した場合、それまでに掛かった費用を弁償させる。
(特定非営利活動法人アカデミックハラスメントをなくすネットワーク ホームページより)
アカデミックハラスメントの具体例
- 学習・研究活動への妨害
- 卒業・進学の妨害
- (進路・異動の)選択権への侵害
- 指導義務の放棄、指導上の差別
- 不当な経済的負担の強制
- 研究成果の収奪
- 暴言、過度の叱責
- 暴力、誹謗、中傷
- 権力の濫用
- プライバシーの侵害
- 他大学の学生、留学生、聴講生、ゲストへの排斥行為
(特定非営利活動法人アカデミックハラスメントをなくすネットワーク ホームページより)